今回は現在庭で紅葉していたり実をつけている庭木の紹介です。撮影は11月30日に行いました。
ドウダンツツジ

ドウダンツツジは庭木としておすすめです。成長は遅いので手がかからないし紅葉がきれいだから。枝も細かく刈り込みもできるので植えた場所に応じて好きなように樹姿を整えられます。
写真の株は葉っぱが巻いてきており落葉直前といった感じ。
イチゴノキ
上の写真で左上の角に写っている黄色い丸い実はイチゴノキです。ストロベリーツリーとも呼ばれることがあります。これもツツジ科の植物ですが常緑で紅葉はしません。この植物は想像以上に成長が早いので毎年剪定が大変です。

いちごの木は現在開花中。ツツジ科としては珍しく晩秋に咲くのですね。ミツバチが最後のお仕事に励んでいました。
合わせて実も同居しています。実は食べられますが味が薄くておいしくはありません。ジャムにするくらいかな。なのでこれから冬に向けて野鳥のご馳走になります。
ブルーベリー
そして同じツツジ科で おいしい実が収穫できるブルーベリー、これも紅葉がきれいな植物です。

品種はノーザンハイブッシュ系のデュークです。一緒に植えているパトリオットよりも味は落ちますが実の数が多く十分美味しいブルーベリーです。
ニシキギ

ニシキギも名前の通りに紅葉がきれいな植物なのですが、コニファー近くに植えているため日当たりが悪くきれいな発色をしないのは残念です。
ニシキギは枝に特徴的な翼があります。それについては過去のレポート
ガウラの花が風でゆらゆら・茎の断面が丸い理由
を参照くださいな。
ハゼノキ

ハゼノキはウルシ科の植物で人によってかぶれることがあるので要注意です。ウルシと同様、真っ赤に紅葉して大変きれいです。この株は亡き父が盆栽としていたものを譲り受けました。盆栽は手をかけてコンパクトに仕立てるのですが、放置していたため鉢から地面に根が伸びて1m以上にもなってしまいました。これも成長が早い植物なのです。美しい樹形しにていた父、この様子を見たら悲しむかな。
次は赤い実・・
ナンテン(メギ科ナンテン属)

難を転ずる・・で縁起が良い植物です。実が赤いのは鳥へのアピール。鳥に食べてもらってタネを遠くまで運んでもらう目論見なのです。でも鳥にとってあまりおいしくないのか売れ残り気味。真冬に餌がなくなった時に しかたなく食べているような感じです。主にヒヨドリが食べます。
ナンテンも紅葉しますが、常緑樹で落葉樹の紅葉とは異なります。それについては過去のレポート・・
冬色のエレガンテシマとナンテンの紅葉
を参照くださいな。
サンシュユ(ミズキ科ミズキ属)

この実は果実酒やジャムにできるそうなので少し収穫してみようかな。でも野鳥の分も残しておくつもり。
サンシュユは成長が早いし枝が硬いので剪定が大変です。徒長枝の勢いがすごいのよ。それに枝のつき方が対生なのでよく考えて剪定しないといつの間にかヘンテコリンな形になってしまいます。それからアメリカシロヒトリやイラガの標的になりやすく防虫管理も大変な木です。
ヤブコウジ

これも赤い実なのでタネを鳥に運んでもらう戦略です。
高さが10〜20cmで、日陰でも元気に成長し地下茎で広がっていくのでグランドカバーとして利用されています。別名十両ともいいます。他にも一両(アリドオシ)、百両(カラタチバナ)、千両(センリョウ)、万両(マンリョウ)という植物があってどれも冬の間、生き生きと赤い実をつけていることからお正月の縁起物として扱われています。
この植物は有名な落語「寿限無」にも出てくるのですよ。「寿限無 寿限無 五劫の擦り切れ・・・やぶらこうじのぶらこうじ・・・」というのはヤブコウジのこと。日陰や寒さにも強く生命力豊かな植物だからなんですね。
最後に・・
エレガンテシマ(ヒノキ科コノテガシワ属)

これも冬になると葉っぱが赤茶色になります。その変化について過去にレポートしています。
冬のエレガンテシマは葉が茶色
冬色のエレガンテシマとナンテンの紅葉
写真の中央付近が緑色なのは撮影直前までアジサイの葉っぱが覆っていたから。気温が低く(おそらく0℃付近以下)代謝が落ちた状態で日光に当たると茶色に変色すると考えられます。日光による活性酸素の発生回避のシステムなのかな?別種のコニファーでも色の変化はこれほど顕著ではありませんが冬色に変化します。
今季は氷点下前から毎日定点観察するつもりだったのですが、油断していたら11月20日に氷点下を下回っていて既に茶色への変化が始まっていました。
まとめ
- 紅葉はきれいだな
今後は・・
- ハゼノキの樹形をどうするか
- サンシュユの実を収穫
- 今年は果実酒を、来年はジャムを作ってみる
- エレガンテシマが茶色から緑色に変化する過程を定点観察する